壁にモノを飾りたいけど、画鋲やネジが使えなくて困った、という経験はありませんか?
「賃貸で壁に穴があけられない」「壁の材質上、穴が開けられない」というお宅もありますよね。
我が家はリビングの壁が内側コンクリートになっていて、画鋲・ネジ・クギが使えません。
でも、あるアイテムを使って額縁と時計を飾っています。

使っているのはこちらのコマンドフックです。
この記事では、画鋲やネジが使えないお宅でも、コマンドフックを使って壁に穴をあけずに額縁や時計を飾る方法を詳しくご紹介します。
また、ネット検索で集めたコマンドフック以外の「壁に穴をあけずに飾れるアイテム」も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
コマンドフック以外のアイテムはこちら
重いものを飾りたい場合はこちら

壁に穴を開けずにモノを掛けられるアイテム:コマンドフック
コマンドフックの詳細はこちらです。
\ 穴をあけずに壁面にフックを取り付けられる /
- タブ(強力な両面粘着テープ)とフックのセット
- 耐荷重(Mサイズの場合):1.3kg
※サイズにより耐荷重は異なる - タブは跡が残らずきれいにはがせる
- フックはタブを取り替えて再利用できる
レギュラータイプ
我が家はレギュラータイプを使用していますが、同シリーズでビニールクロス用もあります。
ビニールクロス用タイプ
強力な粘着テープで、画鋲やネジを使わず壁にフックを取り付けられます。
粘着力は強力なのに、下から引っ張るようにはがせば跡が残りにくいです。
キレイにはがせるので賃貸でも安心です。

我が家ではレギュラータイプのコマンドフックを使用してます。3年使っていますが、今まで飾ったものが落ちたことはありません。
コマンドフックの使い方
コマンドフックは取り付け・取り外しがとても簡単です。
コマンドフックの取り付け方
- 取り付け面をきれいに拭く
- タブ(粘着テープ)の剥離紙(モノ面)をはがし、フックの裏面に貼り付ける
- フックに貼り付けたタブの剥離紙(かべ面)をはがし、壁に貼る
- 1~数時間待つ(十分接着されるまで待つ)
タブは両面テープになっており、「かべ面」と「モノ面」がわかるようになっています。

フックをこのように壁に貼り付けます。

フックに飾りたいものを引っかけます。
我が家の額縁は裏面に紐を取り付けました。

紐をフックに引っかけると、このように額縁を飾ることができます。

上から見るとこのような感じです。


1つのフックで、紐の真ん中にフックがくるよう引っかけています。
額縁が平行に飾れない場合は、フックを2つ使ってくださいね。
掛け時計もコマンドフックで取り付けられます。
時計裏面のくぼみにフックを引っかければOKです。

しっかり取り付けられました!

コマンドフックの取り外し方
コマンドフックの取り外し方はこちらです。
- フック部分を取り外す
(フックの真ん中を抑えながら上に引っ張る) - フックの土台部分を抑えながら、タブ(粘着テープ)を真下に引っ張る
フック部分を取り外すと、タブ(粘着テープ)に下向き矢印↓マークがついているのが見えます。
この矢印↓マーク部分を手で持ち、真下に引っ張って取り外します。

取り外すときは、タブを真下に引っ張っぱるようにしましょう。
斜め前に引っ張るときれいにはがせない可能性があります。
コマンドフックに引っかけたモノは落ちてこないのか

コマンドフックで飾ったものは落ちてきたりしないの?

我が家ではレギュラータイプのコマンドフック(Mサイズ)を使っていますが、使ってから3年、一度も落ちたことがないです。
コマンドフックは複数の種類・サイズがあり、それぞれ耐荷重が異なります。
飾るモノの重さに合った種類・サイズのコマンドフックを選びましょう。
我が家で使用しているコマンドフックの種類・サイズと、掛けているモノの重さはこちらです。
我が家のコマンドフックの種類・サイズ
コマンドフック(Mサイズ)レギュラータイプの耐荷重:1.3kg
我が家で掛けている額縁、時計それぞれの重さ
- 時計の重さ:752g
- 額(大)の重さ:708g
- 額(小)の重さ:380g
いちばん重いのがこちらの時計752g。
落ちそうな気配もなく、3年間しっかり壁についています。

<参考:時計はこちら>

但し、壁の材質や飾るモノによっては、しっかり付かない可能性もあります。
万一落ちたときに壊れないよう、コマンドフックを使い始めの1日は下にクッションなどを置き、落ちてこないか確認することをオススメします。
コマンドフックの耐荷重
コマンドフックの耐荷重は種類とサイズによって異なります。
- ジャンボ:3.5kg
- Lサイズ:2.4kg
- Mサイズ:1.3kg
- Sサイズ:500g
- フォトフレーム用:800g
- ふつう:500g
- ミニ:220g
(コマンドフック公式サイトより引用)
ビニールクロス用タイプはレギュラータイプより耐荷重が小さいです。
掛けるモノが重い場合は、フックの数を増やすなどして調整しましょう。
もっと重いものを飾りたい場合はこちら>>突っ張り式のウォールラック
コマンドフックのいろいろな使い方
コマンドフックは粘着テープで取り付けられ、吸盤やマグネットが使えない場所でも使える優れものです。
額縁や時計といったインテリア用品を飾る以外に、収納でもとても役に立ちます。

我が家での使い方をご紹介します。
マグネットや吸盤が使えないところにフック収納を追加する
下駄箱扉の裏に取り付け、出しっぱなしにしたくないモノを収納しています。
掃除用具の収納に使用
コマンドフックとS字フックを使い、無印良品のホウキの柄(伸縮ポール)を収納。
ポールの先に取り付けるホウキは、取り外して下駄箱内に置いています。



虫取り網と虫かごの収納に使用
同じく下駄箱扉の裏面に、コマンドフックで虫取り網と虫かごを収納。
虫かごが下駄箱の棚に当たらないよう位置を調整し、コマンドフックを貼り付けています。


扉の裏側を収納に使えて便利です!
テープだけ使い、収納グッズを直接壁に取り付ける
コマンドフックはフックとタブ(粘着テープ)のセットですが、タブだけでも使用できます。
タブ単品でも販売あり

タブを以下のように使用しています。
歯ブラシホルダーの収納に使用
ハブラシホルダーの裏面にコマンドタブを貼り付け、壁に設置しています。

使っているのはこちらのハブラシホルダーです。


ハブラシは引っかけて収納するとヌルヌルしないのでオススメです!
このハブラシホルダーの裏面はマグネットになっています。
このままだと壁には取り付けられないため、コマンドタブを使いました。
我が家の洗面所の壁だと、タブを2~3枚貼った時は落ちてきてしまい、思い切って6枚貼り付けたところ安定して貼り付けられました。
(4~5枚でもいいのかもしれません)

うちの洗面所の壁紙には、レギュラータイプのタブは貼り付きにくかったです。

リビングと洗面所では壁紙の材質が違うのかもね。

ビニールクロス用タイプの方がよかったのかも。
ビニールクロス用タイプは塩ビ製壁紙面(ビニールクロス)にも貼り付けられます。
ビニールクロス用のタブ(粘着テープ)のみ

壁紙の材質に合ったタイプを選びましょう。
コマンドフック以外で壁に穴をあけずに飾れるアイテム
我が家ではコマンドフックを使っていますが、コマンドフック以外にも壁に穴をあけずに額縁や時計を飾るアイテムは他にもあります。
インターネットで探したアイテムをいくつかご紹介します。
比較的軽いものを飾る:粘着テープタイプ
比較的軽いものなら、強力な粘着テープとフックで壁に飾れます。
tesa パワーストリップ
パワーストリップは、コマンドフック同様きれいにはがせます。
アジャスターで壁に取りつけた後に高さ調節が可能なので、高さがずれてしまっても安心です。

重いもをの飾る:突っ張り式のウォールラックタイプ
床と天井の間に突っ張り棒でウォールラックを設置すれば、額縁や時計だけでなく小物なども飾れます。
重いものを飾るなら、粘着テープよりこちらの方がオススメです。
LOWYA(ロウヤ)

アイリスオーヤマ

萩原

小さい穴をあけて飾る:ピンタイプ
壁に穴はあいてしまいますが、極小さい穴だけでフックを取り付けられるアイテムもあります。
(石膏ボードなど、ピンを刺せる壁面用)
レック

WAKI


飾りたいものが重い場合や、小さい穴なら開けてもいい場合は、コマンドフック以外のアイテムも検討してみてください。
まとめ:コマンドフックは取れにくく、いろんな収納にも使えて便利
壁には絵やポスター、時計などのインテリア用品を飾りたいですよね。
画鋲やネジを使えなくてお困りの場合は、是非いちどコマンドフックやコマンドタブを使ってみてください!
壁面インテリアだけでなく、アイデア次第で収納にも使えます。
いくつか種類があるので、壁の材質と飾りたいモノの重さで選んでくださいね。
- ジャンボ:3.5kg
- Lサイズ:2.4kg
- Mサイズ:1.3kg
- Sサイズ:500g

- フォトフレーム用:800g
- ふつう:500g
- ミニ:220g
フックなし/タブ(粘着テープ)のみはこちら


コマンドフック以外のアイテムはこちら
重いものを飾りたい場合はこちら
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